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 大阪府、下水熱ポテンシャルマップを公開

発表日:2017.04.28


  大阪府は、再生可能エネルギーとして導入が可能な下水熱利用を促進するため、「下水熱ポテンシャルマップ」を公開した。下水の温度は大気に比べ、年間を通して安定しているため、下水と大気との温度差エネルギーを冷暖房や給湯等に活用することにより、省エネ・省CO2効果が期待されている。大阪府における「下水熱」は、府域の全世帯が使用する、年間冷暖房熱源の約4割に相当する賦存量(利用可能量の計算上の理論値)が見込まれている。また、民間事業者が下水道管理者の許可を受けて、熱交換器を下水道暗渠内に設置できるよう国の規制緩和も進んだことから、今後の活用が期待されている。今回作成されたマップは、民間事業者等が、府域において下水熱利用設備の導入検討の際に活用できるもの。下水流量の全量を5℃温度変化させるよう熱利用した場合(夏季)におけるポテンシャルを算出している。

情報源 大阪府 報道発表資料
大阪府 下水熱ポテンシャルマップ
機関 大阪府
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード 省エネルギー | 大阪府 | 事業者 | 温度差 | ポテンシャルマップ | 下水熱 | 熱利用
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