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 長野県、流域下水道の下水熱を民間事業者が利用できる仕組みを整備

発表日:2017.06.22


  長野県は、流域下水道の下水熱を民間事業者が利用できる仕組みを整備した。下水道管を流れる下水の水温は、大気に比べ年間を通して安定しており、冬は暖かく、夏は冷たい特質があることから、この温度差の熱エネルギー「下水熱」は未利用エネルギーと注目されている。今回、「長野県流域下水道下水熱利用手続要領」において、下水熱利用の使用許可申請、許可基準などが定められ、平成29年6月22日から、民間企業等が流域下水道の管渠内に下水熱を回収する設備(熱交換器等)を設置し、利用できるようになった。申請窓口は、千曲川、諏訪湖、犀川安曇野の3地区の流域下水道管理者で、使用者と管理者の協定締結を経て、下水熱の利用が可能となる。

情報源 長野県 プレスリリース
長野県 プレスリリース(PDF:788KB)
長野県 長野県下水道下水熱利用手続要領(PDF:226KB)
機関 長野県
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード 未利用エネルギー | 下水道 | 事業者 | 下水熱 | 長野県 | 熱利用
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