NEDO、フェロコークスを活用した製銑プロセスの技術開発に着手

発表日:2017.05.19

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、一般炭と低品位鉄鉱石からつくられるフェロコークスを活用した省エネ効果とCO2削減効果の大きい製銑プロセス技術開発に着手すると発表した。鉄鋼業は、国内の産業部門の中でCO2排出量の約44%、国全体の約14%を占める(2014年度)最大のCO2排出業種で、特に高炉法による製鉄プロセスで抜本的な省エネルギー対策が求められている。今回開発に着手する技術は、一般炭と低品位鉄鉱石の混合成型・乾留により生成されたフェロコークス中に含まれる金属鉄の触媒作用を活用して、高炉内の還元効率を飛躍的に高めることで、従来よりも高炉内に入れるコークス量を削減することができる省エネルギー技術。フェロコークス製造量300トン/日規模の中規模製造設備の実証研究を経て、フェロコークス製造技術を確立し、2022年頃までに製銑プロセスのエネルギー消費量10%削減を目指すという。

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