マツダ(株)は、自動車リサイクル法に基づき、使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目について、2016年度(2016年4月1日~2017年3月31日)の再資源化等の実績を公表した。2016年度はASR引取りが台数で14万台(重量で約28,100トン)、うち約27,600トンを再資源化した。ASRの再資源化率は97.9%で、2015年度以降の法定基準70%を2008年度から継続して達成、車両のリサイクル実効率で99%を超えた。エアバッグ類は12万台(45万個)を引き取り、再資源化率は93.6%で、法定基準85%を上回った。フロン類については13万台を適正に処理した。同社は今後も、中長期で全体収支のバランスが取れるよう再資源化事業を推し進め、限りある資源を有効活用する循環型社会の構築に向けた取り組みを継続するという。