新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、再生可能エネルギーから得た電力を用いて水素を製造・利用するPower to Gasについて、3テーマのシステム技術開発(実証フェーズ)を開始すると発表した。NEDOでは、2016年9月から6テーマの基礎検討(FSフェーズ)を実施してきた。今回、システム技術開発(実証フェーズ)への移行を決定したのは、以下の3テーマ。1)再エネ利用水素システムの事業モデル構築と大規模実証に係る技術開発:(株)東芝、東北電力(株)、岩谷産業(株)、2)稚内エリアにおける協調制御を用いた再エネ電力の最大有効活用技術:(株)日立製作所、北海道電力(株)、(一財)エネルギー総合工学研究所、3)CO2フリーの水素社会構築を目指したP2Gシステム技術開発:山梨県企業局、東レ(株)、東京電力ホールディングス(株)、(株)東光高岳。今後、CO2フリー水素の利活用拡大を目指し、本格的な実証試験に向けた取組を開始し、福島県浪江町などで実証試験を行う予定という。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
(株)東芝 プレスリリース |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | 電力 | 水素製造 | 水素社会 | CO2フリー水素 |
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