(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「太陽光発電システム 雷害の状況・被害低減対策技術の分析・評価などに係わる業務」に係る委託先を公募している(公募締切:平成21年5月20日17時必着)。近年、太陽光発電システムでは、落雷による被害が多く、高価なパワーコンディショナー、データ収集装置などでの事故報告の割合が高くなっている。同業務は、国内における落雷の現況や太陽光発電システムの被害状況を把握すると同時に、国内外での落雷からの保護・低減方法や対策を把握し、かつそれらの効果を分析・評価することを目的とするもの。調査内容として、雷害低減に向けて、各低減・保護対策に関する分析・評価を行うとともに、1)被害の原因と分析・評価、2)国内外の基準・ガイドライン、それらの適用状況などの整理・比較・分析、3)既存の雷害対策方法の分析・評価、4)今後の対策方法の提案などを求めている。