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 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、住宅内直流システム実証事業の助成先を決定

発表日:2009.06.11


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、次世代の住宅内インフラを担う直流システムの技術開発を行い、省エネルギー効果を実証する事業(事業期間:2009~2010年度)について、パナソニック電工(株)、シャープ(株)に助成することを決定した。同事業では、2009年度に住宅用低電圧直流システムを試作し、コンセント等の器具の安全性も含めた評価を行う。また2010年度には、実験住宅等において設置導入の容易性、交流システムとの併用等を検証し、既存の交流システムに比べ約10%以上の省エネルギー効果があることを実証する。直流配線の導入により、情報・家電機器における交流・直流変換を効率化できるほか、直流配線に信号を重ねれば、モニタリングや機器制御等による省エネルギー効果の可能性もあるという。また、太陽光発電等で発電した直流を交流に変換せずにそのまま活用する構想の基盤としても期待されるという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 省エネルギー | 実証事業 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 住宅 | 直流 | 交流
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