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 NEDOなど、風力発電のポテンシャルを水素製造と組合せて最大化するモデルシステムの実証を開始

発表日:2017.09.29


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と豊田通商(株)、(株)NTTファシリティーズ、川崎重工業(株)、(株)フレイン・エナジー、(株)テクノバ、室蘭工業大学は、風力発電設備の有効活用と水素の製造利用を同時に行うシステムの実証(Power to Gas実証事業)を、2017年11月下旬から開始すると発表した。実証場所は、北海道苫前町にある町営の風力発電施設「夕陽ヶ丘ウインドファーム・風来望」で、1)風力発電量予測システムと、2)系統に安定的に売電できる電力量と不安定な電力量の最適配分を制御するシステムを検証し、3)水電解装置による水素の製造、4)水素にトルエンを添加してメチルシクロヘキサンを生成して輸送する実証などを行う。また、5)需要地でメチルシクロヘキサンから水素を分離し、6)水素とLPガスを混焼ボイラーで熱利用する仕組みの実証なども行い、7)システム全体の経済性を検証するという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
豊田通商(株) プレスルーム
(株)NTTファシリティーズ ニュースリリース
川崎重工業(株) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 豊田通商(株) (株)NTTファシリティーズ 川崎重工業(株) (株)フレイン・エナジー
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | NTTファシリティーズ | 豊田通商 | 川崎重工業 | 水素製造 | フレイン・エナジー | 苫前町
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