環境省は、「動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針」を改訂したと発表した。これは、平成28年度に約5年ぶりに動物園等において高病原性鳥インフルエンザが発生し、防疫措置が行われた際に明らかになった課題に対応するため、対応指針の改訂に係る検討会での議論や自治体等からの意見を踏まえたもの。1)感染鳥から他の飼養鳥への2次感染の防止に係る対応や、2)ウイルスの検査及び連絡体制の整備の充実について、新たに記載した。なお、同省では、平成29年11月9日付けで各都道府県・指定都市・中核市の長及び各地方環境事務所長等に通知している。