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 (独)海洋研究開発機構、海洋生物の生態特性、分布データや画像等の統合データベースサイトを公開

発表日:2009.05.25


  (独)海洋研究開発機構は、海洋生物の生態特性、分布データや画像等の統合データベースサイトを2009年5月26日正午から公開すると発表した。同サイトは、利用者が生物の名前(学名・和名)、出現位置などによって各種の海洋生物を検索し、その分類学的情報、生態・生理学特性の概要、分布情報、文献情報、サンプル情報、潜水調査船等で撮影された画像、映像など様々な情報を容易に把握できるのが特長。現時点では、同機構の調査・研究で確認されている約400 種の深海生物の名前が登録されており、関連する映像(約1,600件)、パノラマ写真(約1,000件)、採取記録と標本情報(約900件)などが閲覧できる。今後は、登録データの充実、水温や塩分など環境情報の統合機能の追加に取り組むとともに、国際的なデータベースとの連携を推進することで、地球規模での環境変動が海洋の生物多様性に与える影響の評価・研究に貢献していくという。

情報源 (独)海洋研究開発機構 プレスリリース
機関 (独)海洋研究開発機構
分野 自然環境
キーワード 海洋生物 | 生物多様性 | 海洋研究開発機構 | データベース | 環境変動
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