環境省は、長崎県で計画されている「(仮称)西海江島洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成30年3月2日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)が、長崎県西海市崎戸町江島の沖合(事業実施想定区域面積:約4,360ha)において、最大で総出力24万kW(4,000~8,000kW級×最大50基程度)の洋上風力発電所を着床式で設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)風力発電設備等を住居等から離隔することで、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2)藻場等が存在する区域を明らかにした上で、藻類等の繁茂状況を踏まえて、改変を回避又は極力低減すること、3)水の濁り、水中音の発生、基礎を含む風力発電設備等の構造物の存在による付着生物等による影響を含め、最新の知見及び先行事例の知見を反映した調査、予測及び評価の実施並びに環境保全措置等を検討すること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 洋上風力発電 | 長崎県 | 着床式 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | ジャパン・リニューアブル・エナジー | 海生生物 |
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