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 森林総研など、サクラ属では100年ぶりとなる新種「クマノザクラ」を発表

発表日:2018.03.13


  (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所(以下、森林総研)は、1915年にオオシマザクラの種名が発表されて以来、サクラ属ではおよそ100年ぶりの新種となる野生桜「クマノザクラ」を発見し、学会誌に発表する。2016~2017年にかけて、森林総研は和歌山県林業試験場と共同で現地調査を行い、紀伊半島南部(奈良・三重・和歌山県)に新種の野生のサクラが分布していることを確認し、同地域に分布するヤマザクラやカスミザクラと比較すると、花や葉の形態や開花期が異なる新種と判断した。和名を「クマノザクラ」と命名し、日本植物分類学会が発行するActa Phytotaxonomica et Geobotanica誌に論文投稿したところ、受理され、同誌69巻2号(2018年6月下旬)に当該論文の掲載が決まったという。

情報源 (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 プレスリリース
機関 (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 和歌山県林業試験場
分野 自然環境
キーワード 森林総合研究所 | 植物 | 分類 | 和歌山県林業試験場 | サクラ | 紀伊半島 | クマノザクラ
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