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 クビアカツヤカミキリ、真岡市でも!ツヤハダゴマダラも栃木初確認

発表日:2023.08.30


  令和5年8月30日に真岡市の鬼怒さくら公園内のサクラ1本で「クビアカツヤカミキリ(学名:Aromia bungii)」の被害が確認された。「クビアカツヤカミキリ」はサクラなどの樹木の内部を食い荒らし枯らしてしまう中国や朝鮮半島などが原産の特定外来生物。成虫は、全体的に光沢のある黒色で、赤い胸部(首)が特徴。幼虫は樹木内部を食害する際(3月~9月頃)に大量のひき肉状のフラス(木くずと糞の混ざったもの)を樹木の外に排出する。栃木県では、これまでに足利市、栃木市など11市町において被害が確認されており、真岡市で12市町目となった。栃木県は6月に関係各機関に対し、緊急的な注意喚起を実施したところだが、今回、改めてモモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木について確認を呼び掛けている。また、那須塩原市立大山小学校の敷地内のトチノキ1本に、令和5年9月1日に特定外来生物に指定されたツヤハダゴマダラカミキリ(学名:Anoplophora glabripennis)の被害が確認された。県内でのツヤハダゴマダラカミキリの被害確認は初めてとなるという。なお、ツヤハダゴマダラカミキリも本年9月1日付で特定外来生物に指定されている。

情報源 栃木県 報道発表資料
機関 栃木県
分野 自然環境
キーワード 特定外来生物 | 栃木県 | 真岡市 | サクラ | クビアカツヤカミキリ | 那須塩原市 | フラス | ツヤハダゴマダラカミキリ | トチノキ
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