埼玉県環境科学国際センターは、東京都立大学との共同研究により、クビアカツヤカミキリ(学名:Aromia bungii)の分布拡大を予測するシミュレーションモデル開発したと発表した。 同種はサクラやモモなどのバラ科の樹木に寄生し、樹木を衰弱させ枯死させる危険性のある特定外来生物。同センターでは、平成30年6月から、「クビアカツヤカミキリ発見大調査」を実施し、県民とともに、サクラの外来害虫「クビアカツヤカミキリ」の県内における分布及び被害状況を調査してきた。このシミュレーションモデルにより、県内のクビアカツヤカミキリは、河川に沿って分布拡大する傾向にあること、 今後、県中央部から東部にかけて分布拡大する可能性が高いことがわかった。クビアカツヤカミキリの侵入や被害が発生しやすい場所を、より焦点をしぼって効率的に調査できることから、被害の早期発見と防除に役立つと考えられる。同県では、引き続きクビアカツヤカミキリの被害や成虫の発見情報の提供を求めている。
情報源 |
埼玉県 報道発表資料(PDF)
東京都立大学 ニュース |
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機関 | 埼玉県 埼玉県環境科学国際センター 東京都立大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 特定外来生物 | 埼玉県 | 埼玉県環境科学国際センター | サクラ | クビアカツヤカミキリ | シミュレーションモデル | 東京都立大学 | クビアカツヤカミキリ発見大調査 |
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