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 日本電信電話(株)、東邦ガス(株)、住友精密工業(株)、業務用固体酸化物形燃料電池発電モジュールを開発

発表日:2009.04.20


  日本電信電話(株)、東邦ガス(株)、住友精密工業(株)の3社は共同で、業務用をターゲットとして、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の3kW級発電モジュールを開発し、都市ガスを燃料とする発電試験を行い、世界最高レベルの発電効率を達成したと発表した。SOFCシステムは、最も高い45~60%の高効率発電が期待できる燃料電池システムで、排熱を利用することで総合効率80%も達成可能なため、将来のクリーンな発電設備として有望という。今回の発電モジュール開発にあたり、1)高性能スタック、2)熱フロー設計、3)高断熱設計、などの技術を適用することにより、発電効率56%で数百時間にわたる安定した熱自立状態での運転を確認した。また短時間では59%(低位発熱量:LHV)という世界最高レベルの発電効率を実現。今後、3社は今回開発した発電モジュールを更に発展させ、業務用SOFCシステムとしての発電実証を行い、2~3年後の実用化を目指して、性能検証に取組む予定という。

情報源 日本電信電話(株) 報道発表資料
東邦ガス(株) プレスリリース
機関 日本電信電話(株) 東邦ガス(株) 住友精密工業(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | SOFC | 日本電信電話 | 東邦ガス | 住友精密工業 | 固体酸化物形
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