日産自動車(株)は、バイオエタノールから発電した電気で走行するFCV(燃料電池自動車)のプロトタイプをブラジルで発表した。同車は、100%電気で走行する多目的商用バンに、動力源として、世界で初めて、エタノールの他にも天然ガス等の多様な燃料と酸素との反応を利用して高効率に発電する固体酸化物形燃料電池(SOFC)を発電装置としたシステムを搭載したもの。SOFCにより高効率に発生した電気が24kWhのバッテリーに蓄電され、600km以上の航続距離を実現できる。同社では、ブラジルの一般道において同車を用いたフィールドテストを実施し、技術や車両の市場性などを検証するという。
情報源 |
日産自動車(株) ニュースリリース
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機関 | 日産自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | バイオエタノール | SOFC | 日産自動車 | 燃料電池自動車 | 固体酸化物形 | ブラジル |
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