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 環境省、「地中熱利用にあたってのガイドライン改訂増補版」を公表

発表日:2018.03.23


  環境省は、「地中熱利用にあたってのガイドライン改訂増補版」を公表した。地中熱は、再生可能エネルギーの中でも、天候や地域に左右されず安定している、大気中へ排熱を出さない、省エネルギーでCO2の排出量を削減できるなどのメリットを有し、ヒートアイランド現象の緩和や地球温暖化対策への効果が期待されている。同省では、平成27年4月に「地中熱利用にあたってのガイドライン改訂版」を公表し、地中熱利用の認知度向上と普及促進を図っている。今回、地下水・地盤環境の保全に留意しつつ、地中熱利用の一層の普及・拡大を図るため、地中熱利用に伴う地盤への熱影響や地下微生物への影響に関する新たな知見を追加した。また、同省の補助事業等を通じて得られた地中熱ヒートポンプの稼働状況のモニタリングデータ等から、地中熱利用による環境負荷の低減効果を示すとともに、様々な場所・用途での地中熱利用の稼働事例を拡充した。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード ヒートポンプ | 地中熱 | モニタリング | 環境負荷 | 微生物 | 環境省 | ガイドライン | 地下水 | 地盤 | 熱利用
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