環境省は、都市部のヒートアイランド現象の緩和や省エネルギー等に資するため、地下水・地盤環境の保全に配慮しつつ地中熱利用の普及促進を図ることを目的とする「地中熱利用にあたってのガイドライン」をとりまとめ、公表した。同省では、環境共有資源である地下水・地盤環境の持続可能な利用を行うとともに地中熱利用の普及促進を図ることを目的に、有識者による「クールシティ推進事業検討委員会」を平成22年度に設置して検討を進めてきた。今回の同ガイドラインでは、現在得られている知見・研究に基づいて、地中熱利用ヒートポンプのメリットとともに、想定される地下水・地盤環境に影響を及ぼす可能性と技術の導入における留意点を提示し、熱利用効率の維持や地下水・地盤環境の保全に資するモニタリング方法等についての基本的な考え方を整理した。同省では、今後、地中熱利用に関係する事業者に同ガイドラインを活用してもらうため、全国の都道府県・政令指定都市へ配付するなどにより、地中熱利用の一層の普及促進を図っていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ヒートポンプ | 省エネルギー | 地中熱 | モニタリング | 環境省 | ガイドライン | 地下水 | ヒートアイランド現象 | 地盤 |
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