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 トヨタ・モビリティ基金、水素社会構築に資する革新的な基礎研究への助成を決定

発表日:2018.03.30


  (一財)トヨタ・モビリティ基金(TMF)は、「水素社会構築に向けた革新研究助成プログラム」の2017年度助成対象を決定した。同プログラムは、技術革新によるCO2フリー水素の低コスト化の早期実現に向けて、2025~2030年頃の実用化を目指す研究に助成するもの。2017年度は、1)水素製造、2)水素貯蔵・運搬、3)水素利用、4)エネルギーシステム、の4分野で公募を実施し、応募総数32件の中から、大学や公的研究機関等の水素およびエネルギー関連の有識者で構成する評価委員会での審査を経て、10件の研究への助成を決定した。今回の助成対象となる研究は、水素エネルギーの本格普及に向けた重要な技術革新につながるもの。今後も、トヨタの技術・安全・環境に関する専門知識を活用しながら、大学や政府、NPOや調査研究機関等と連携し、都市部の交通課題の解消、パーソナル・モビリティ活用の拡大、次世代モビリティ開発に資する研究などの取組をすすめていくという。

情報源 トヨタ自動車(株) ニュースリリース
機関 トヨタ自動車(株)
分野 地球環境
キーワード 水素貯蔵 | エネルギーシステム | 水素社会 | CO2フリー水素 | 水素利用 | トヨタ・モビリティ基金 | TMF | 水素製造・運搬
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