旭化成(株)は、同社の欧州統括会社AKEUによる水素製造実証プロジェクトが本格始動したと発表した。同社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発支援を受けて、神奈川県横浜市における10MW級の大型アルカリ水電解システムを想定した長時間の水素製造実証に成功している。今回、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の経済振興公社の協力の下で、同州ヘルテン市に設立された水素関連技術開発拠点「h2herten」において、風力模擬電源を使ってアルカリ水から水素を製造するプロジェクトを開始する。AKEUは、ヘルテン市のプロジェクトとともに、EU諸国などの補助金を活用したCCUS(CO2回収・利用・貯蔵)に関する国際パートナーシップによるプロジェクトにも取り組むという。
情報源 |
旭化成 プレスリリース
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機関 | 旭化成 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 水素 | NEDO | ドイツ | 国際パートナーシップ | CCUS | 旭化成 | AKEU | h2herten | 風力模擬電源 | アルカリ水 |
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