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 日産自動車(株)、ドイツのサーキットレースで燃料電池車の最速ラップを記録

発表日:2008.07.23


  日産自動車(株)は、ドイツの「ニュルブルクリンク24時間レース」に出場した同社の燃料電池車(FCV)が、燃料電池車としての最速ラップタイムを記録したと発表した。一周20.8キロのコース全面が濡れている厳しい状況のなか、同社のFCVは周回タイム11分58秒を記録。搭乗したレーシングドライバーは「FCVを運転するのはこんなに快適だとは思わなかった」とコメントした。このFCVは、水素で発電した電気を動力源とし、ほぼ無音で走行し、排出されるのは水だけである。すでに日本および米国カリフォルニア州で2006年から実証実験が行われており、最高速度150km/h、航続距離500kmで、電池は最新のリチウムイオンバッテリーが搭載されている。同社は、燃料電池車の信頼性向上の開発を続けており、水素貯蔵システムとコスト低減についての研究も進めている。今後、FCVの生産を2015年までに開始する予定という。

情報源 日産自動車(株) ニュースリリース
機関 日産自動車(株)
分野 地球環境
大気環境
キーワード 燃料電池車 | 水素 | 日産自動車 | ドイツ | FCV
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