新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、香川県における乾式メタン発酵技術に係る取組を紹介した。香川県で産業廃棄物処理業者を営む(株)富士クリーンは、NEDOプロジェクト「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業(2014~2020年度)」において、乾式メタン発酵技術システムの事業性評価などに取り組んでいる。今回、同社敷地内(香川県綾歌郡綾川町)に、縦型の乾式メタン発酵プラント(発酵槽容量3,000 m3、原料処理量73トン/日、バイオガス生成量9,500 Nm3/日規模)を完成させ、その実証運転を開始する。同プラントは、下水汚泥などの原料を選別する前処理設備、乾式メタン発酵施設をはじめとするバイオガス化設備、ガスエンジンなどのエネルギー変換設備を組み合わせたもので、多様な産業廃棄物の受け入れが可能で、当面は同社内での熱電併給を想定している。先ず試運転を行い、2018年10月より実証運転を開始する予定という。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (株)富士クリーン |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | NEDO | 産業廃棄物 | ガスエンジン | 富士クリーン | 実証運転 | バイオマスプラント | 縦型乾式メタン発酵 | 高効率選別装置 | バイオガス化設備 |
関連ニュース |
|