(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、平成20年度「地域バイオマス熱利用フィールドテスト事業」に係る共同研究先の公募を開始した(提出期限:平成20年5月12日(月)17時30分)。この事業は、バイオマス熱エネルギー利用のモデル事例として、実際に設備を設置して運転データを収集・分析・公表することにより、技術課題とその解決方法を明確にし、導入促進を図るもの。民間企業、NPO法人、地方自治体等を対象に、バイオマス熱利用システム設備の設置及び、設置後2年程度のデータ取得が可能な優れた提案を、NEDOとの共同研究で実施する。公募テーマとしては、実用化事例のある「バイオマス直接燃焼システム」「木質系バイオマスガス化システム」「食品系バイオマスエネルギー化システム」「燃料化システム(木質・食品廃棄物・畜ふん・汚泥等)」の4分野に加え、新規技術の実証等を行う枠も設けている。