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 室蘭市、産学共同による水素サプライチェーン構築実証を開始

発表日:2018.06.21


  室蘭市は、大成建設(株)、(株)日本製鋼所、(株)巴商会、(株)北弘電社、九州大学および室蘭工業大学と共同で、水素の製造・貯蔵・運搬・移送・利用までのサプライチェーンを構築する実証事業を開始すると発表した。同実証事業は、環境省の公募事業「平成30年度地域連携・低炭素水素技術実証事業」の採択を受けて、同市等の提案「建物及び街区における水素利用普及を目指した低圧水素配送システム実証事業」を2018~2019年度にかけて実施するもの。同市が所有する祝津風力発電所で発電した電気を使い、水電解装置で水素を製造し、車載型の水素吸蔵合金(MH)タンクに充填した後に、水素の利用場所(温浴施設)まで運搬する。また、温浴施設には定置型のMHタンクと純水素型燃料電池を設置し、電気と温水を施設で利用しつつ、未利用熱を別に設置した触媒タンクに戻し、水素吸蔵時の熱と建物側の余熱をカスケード利用するという。

情報源 室蘭市 新着情報
(株)日本製鋼所 ニュース
九州大学
機関 室蘭市 大成建設(株) (株)日本製鋼所 九州大学 室蘭工業大学
分野 地球環境
環境総合
キーワード 大成建設 | 九州大学 | 巴商会 | 室蘭市 | 日本製鋼所 | 水素サプライチェーン | 室蘭工業大学 | 北弘電社 | 水素吸蔵合金 | カスケード利用
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