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 環境省、「環境報告ガイドライン(2018年版)」を公表

発表日:2018.06.29


  環境省は、2012年に公表した「環境報告ガイドライン」を、近年の国際動向の変化などを踏まえて改訂し、2018年版としてとりまとめ、公表した。同ガイドラインは、企業等が環境保全に関する方針・目標・計画、環境マネジメントや、環境負荷の低減に向けた取組の状況等に関する「環境報告書」の作成・公表に関する実務的な手引き。2018年版のポイントは、1)国際的な規制・実務動向と整合的な報告の枠組、2)中規模以下の事業者の利用を想定したコンパクトな構成、3)ESG投資(環境・社会・ガバナンスに関する情報を考慮した投資)の枠組における利用への配慮、4)記載事項として「将来志向的な非財務情報」、「事業者が特定した重要な環境課題に関連する財務的影響」を追加、5)環境保全のためのコスト等を貨幣単位で定量的に認識・測定・伝達するという「環境会計」の考え方を取り込んだこと等であるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 環境報告書 | 環境報告ガイドライン | 環境マネジメント | 環境報告 | 環境会計 | ESG投資
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