外務省は、平成21年6月21日(日)から23日(火)にかけて、メキシコ市郊外で行われた、エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)第3回準備会合の結果概要を公表した。同会合では、これまでの2回の準備会合に引き続き、G8サミット(イタリア・ラクイラ)の際に開催が予定されているMEF首脳会合の準備のため、また、COP15の成功に向けて国連交渉を後押しすることを目的に、活発な議論が行われた。参加国は、日本、米国、中国、ロシア、印、独、加、英、伊、韓国、仏、メキシコ、豪、南ア、インドネシア、ブラジル、デンマーク、EU並びに国連。今回、次期枠組みの主要な論点である緩和(温室効果ガス排出の削減・抑制)、気候変動から生じる悪影響への適応、技術及び資金について議論され、長期目標、中期目標(力強い行動)、低炭素成長、資金・技術移転の重要性について意見が一致した。