環境省は、平成29年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果を公表した。フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(平成13年法律第64号)において、第一種フロン類再生業者は「フロン類の再生量等の報告」を、フロン類破壊業者は「フロン類の破壊量等の報告」を、主務大臣に対して毎年度、行うこととなっている。今回、同省と経済産業省が平成29年度の報告をとりまとめた結果、1)フロン類の再生量の合計は約1,295トンで、平成28年度比3.7%増、2)フロン類の破壊量の合計は約4,543トンで、平成28年度比5.0%減、3)フロン類の再生量と破壊量の合計は約5,838トンで、平成28年と比較して3.2%減少、と集計された。