(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業」の新規採択案件(3件)を公表した。同事業は、地形や海象特性を踏まえた洋上ウィンドファーム(風力発電システムを複数基配置した発電所)の早期導入に向けて、港湾区域等における発電コストデータの収集、取りまとめなどを実施するもの。今回、港湾区域(福岡県北九州市響灘沖)における最大220 MW規模の洋上ウィンドファーム開発への支援(2018~2020年度)1件と、今尾の導入拡大が見込まれる一般海域を対象とした基礎調査2件(2018年単年度または2018~2019年度)を採択した。