環境省は、平成29年度西之島総合学術調査事業の概要を発表した。西之島は、2011年に世界遺産に登録された小笠原諸島に属し、海底火山の活動により新しい陸地を広げている火山島である。同事業は、2013年の噴火に伴って南東沖に誕生した陸地を、不毛の地から生態系が形成されていく過程を観察できる千載一遇の機会を創出する場ととらえ、同島の生態系の価値を判断し、必要な保護担保措置について検討を行うもの。平成30年10月15日に同省関東地方環境事務所において、自然環境に係る各分野の専門家からなる「西之島の価値と保全にかかる検討委員会」第3回委員会を開催し、ドローンを活用した遠隔地からの調査結果(平成29年4月・平成30年7月実施)の報告、同調査の課題、西之島に関する現在までの利用と今後の利用可能性、西之島の科学的価値を脅かすリスクの整理等について検討するという(報道関係者のみ傍聴可能)。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 小笠原諸島 | 生態系 | 環境省 | 世界遺産 | 海底火山 | ドローン | 関東地方環境事務所 | 西之島総合学術調査事業 | 火山島 | 保護担保措置 |
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