林野庁、環境省、文化庁、鹿児島県及び屋久島町は、新しい「屋久島世界遺産地域管理計画」を策定したと発表した。屋久島世界自然遺産地域は、平成7年11月に策定された「屋久島世界遺産地域管理計画」に基づいて保全管理されている。今回、近年の観光客の増加やヤクシカの増加により、生態系や自然景観に影響を及ぼすおそれがでてきたこと等から、現状に即した計画とするとともに、新たな知見を踏まえた遺産地域の管理を進めるため、新しい屋久島世界遺産地域管理計画を策定した。同計画のポイントは以下のとおり。1)策定者に、遺産地域に関わる管理主体として、鹿児島県及び屋久島町が新たに加わった。2)管理に当たっての視点として、遺産地域の生態系や優れた自然景観を様々な分野の観点から統合的に管理すること等を位置づけた。3)ヤクシカの個体数調整及び生態系の維持回復の方針を示した。4)主要な登山道や地域毎に利用方針を定めた上で利用の適正化を図るとともに、エコツーリズムの推進方針を示した。
情報源 |
林野庁 報道発表資料
環境省 報道発表資料 環境省 屋久島世界遺産センター |
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機関 | 林野庁 環境省 文化庁 鹿児島県 屋久島町 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 環境省 | 林野庁 | 世界遺産 | 管理計画 | エコツーリズム | 文化庁 | 屋久島 | 自然景観 | 鹿児島県 |
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