国土交通省官庁営繕部は、「建築設備設計基準」のうち「照明」の省エネを図ることを目的として、省エネと快適性をかねそなえた照明設計に係る検討を開始した。同基準は、建築設備の実施設計に関する標準的な手法を定め、「官庁施設の基本的性能基準」に定める性能の水準を確保することを目的とするもの。学識経験者、関係学会(建築、照明、電気設備)および同省職員ら7名からなる「官庁施設における照明設備設計手法の高度化に関する検討会」を設置し、平成30年10月17日に東京都下で第1回検討会を開催した。今次会合では、1)照明設備の一層の省エネに向けた設備のイメージ(視作業のための照明の別個調整)、2)小さな照明器具の均等配置と微動検知形センサ等の活用、3)照度や明るさ感の概念整理、4)輝度ベースの考え方や昼光の考慮、4)最新の技術や概念を同基準に取り入れる際の検討方針に係る意見等が出されたという(次回会合:12月開催予定)。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネ | 国土交通省 | 照度 | 照明器具 | 官庁施設 | 照明設計手法 | 建築設備設計基準 | タスク照明 | アンビエント照明 | 明るさ感 |
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