川崎市は、2017年度における地球温暖化対策推進計画年次報告書を公表した。同市では、2011年度から「川崎市地球温暖化対策推進計画」に基づき、地球温暖化対策を推進している。今回、2017年度における地球温暖化対策の取組状況を取りまとめた。川崎市における2016年度(暫定値)の温室効果ガス排出量は、2,261万トン-CO2で、基準年度(1990年度)の排出量(2,799万トン-CO2)と比較して19.2%の削減となった。また、2015年度と比べて0.3%増加した。また、市域の人口は増加しているものの、民生部門(家庭系)の排出量については2013年度以後、減少傾向となっている。同市では、同書を同市ホームページに掲載する他、冊子を環境局地球環境推進室において配布するという。