(独)国立環境研究所は、平成21年1月23日に川崎市と締結した“環境技術による国際貢献を進めるための連携・協力に関する基本協定”に基づき、低炭素社会形成に向けた、世界で初めての実証的な技術開発研究である「街区エネルギー環境制御システム(UCPS)」研究の一環として、川崎駅周辺街区(約42ha)において、気温や湿度の分布とともに、緑地や水辺、季節風等の地域の環境特性をモニタリングする都市観測研究を実施すると発表した。UCPSは、室内の温度に加えて外気温・湿度や風向などの街区の計測情報を、インターネットを通じて同時に取り入れ、空調エネルギーを街区単位で効率的に制御するシステム。今回の観測情報を活用して、既存の街区で省エネルギー・低炭素化を実現するための技術開発につなげる検討を行い、都市スケールでの気温分布やエネルギー消費をはじめとする都市環境特性を解析する「都市環境フラックス解析モデル」の構築をめざす。
情報源 |
(独)国立環境研究所 記者発表
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機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | モニタリング | 環境技術 | 国立環境研究所 | 川崎市 | 空調 | 低炭素 | 街区エネルギー環境制御システム | UCPS | 都市環境 |
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