宮城県は、平成30年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。同県では、昭和44年度から冬鳥であるガンカモ類の生息数調査を行っている。今回、平成31年1月10日に県内の飛来地約500か所で調査(全国調査)を実施。その結果、ガン類241,797羽(前年比20,569羽増)、ハクチョウ類15,419羽(同2,473羽増)、カモ類57,668羽(同19,108羽減)、合計314,884羽(同3,934羽減)を観察した。主な確認地は、蕪栗沼、伊豆沼・内沼、化女沼、直沢大溜池、大崎市木間塚橋、大崎市鶴田川合流点、松島湾内、化女沼、定川であった。同県では、渡り鳥は順調に飛来しているとしている。