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 気象庁、日本を含む北西太平洋域の二酸化炭素濃度を公表

発表日:2019.03.27


  気象庁は、2018年の日本を含む北西太平洋域の二酸化炭素濃度を公表した。同庁では、世界気象機関(WMO)の全球大気監視(GAW)計画の一環として、大気中の精密な二酸化炭素濃度の観測を、日本を含む北西太平洋域の陸上、洋上、上空で立体的に行っている。今回、2018年までの観測結果を取りまとめたところ、地上観測地点、観測船による北西太平洋域の洋上、航空機による日本の南東上空の濃度はいずれも観測史上最高を更新した。国内3地点(岩手県大船渡市綾里、南鳥島、与那国島)における年平均値は、綾里412.0 ppm、南鳥島 409.4 ppm、与那国島411.7 ppmとなった。前年からの増加量と最近10年間の平均を比べると、地点ごとにばらつきはあるものの、近年の高い増加傾向が継続しているという。

情報源 気象庁 新着情報
機関 気象庁
分野 地球環境
キーワード 世界気象機関 | WMO | GAW | 気象庁 | 綾里 | 南鳥島 | 与那国島 | 全球大気監視 | 北西太平洋域 | 二酸化炭素濃度
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