国土交通省は、地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割に関する検討会の第1回会議を開催すると発表した。世界各国で地球温暖化への対応が本格化する中、ブルーカーボン生態系によるCO2吸収が注目されており、すでに一部の国では、CO2吸収源対策として、ブルーカーボン生態系を活用するための取り組みが行われている。この検討会は、ブルーカーボンを吸収源として活用していくための具体的な検討を進めるため、有識者及び関係省庁で構成され設置されるもの。令和元年6月11日に中央合同庁舎(東京都千代田区)で開催され、1)地球温暖化とパリ協定、2)ブルーカーボンを巡る最近の動向、3)CO2吸収量の計測・推計に向けた検討の方向性、等について具体的な検討を行うという(会議は傍聴不可)。