愛媛大学、九州大学の2大学およびイギリスの研究者からなる研究グループは、ホソヒラタムシ科の新種「Airaphilus abei(標準和名:ヒョウタンホソヒラタムシ)」に関する論文が学術誌に掲載されたことを発表した。同種は、1992年にコケヤチ湿原(青森県つがる市)で採取された4個体と採集情報のない1個体をもとに研究され、日本でAiraphilus属の甲虫が未発見であったことから海外の種と比較し、新種であると判明した。ヒョウタンホソヒラタムシという標準和名は、体の特徴あるくびれに由来。同種の生態はほとんど不明だが、湿原の植物から発見され、欧州の近縁種が湿原の植物に依存することから、湿原環境に依存した生態を持つ可能性があるという。
情報源 |
九州大学 研究成果(PDF)
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機関 | 愛媛大学 九州大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 九州大学 | 新種 | 湿原 | 愛媛大学 | ホソヒラタムシ科 | ヒョウタンホソヒラタムシ |
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