経済産業省と国際エネルギー機関(IEA)は、令和元年6月14日に長野県で、水素協議会(Hydrogen Council)との連携の下、「G20 IEA 水素レポートローンチイベント」を開催した。水素は、エネルギー供給構造を多様化させるとともに、大幅な低炭素化を実現するポテンシャルを有するため、エネルギー転換・脱炭素化のキーテクノロジーとして世界各国から大きな注目を集めている。イベントでは、G20エネルギー・環境相会議を前に、IEAが初めて「水素」に関する報告書をまとめ、既存のインフラなどを活用してコストを削減するよう提言している。報告書は、水素は二酸化炭素を出さず温室効果ガス削減などに役立つと評価した一方で、製造にかかるコストの高さなどを課題に挙げている。そのうえで、コスト削減のためには既存のガスのインフラを活用して水素を供給することや、バスやトラックなど業務用の車両での利用を拡大することを提言しまとめている。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 水素 | 二酸化炭素 | 経済産業省 | 国際エネルギー機関 | 温室効果ガス削減 | 脱炭素化 | エネルギー転換 | 水素協議会 | G20 IEA 水素レポートローンチイベント | G20エネルギー・環境相会議 |
関連ニュース |