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 NEDO、「超臨界地熱発電」に向けた地表調査を追加実施

発表日:2019.07.03


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「超臨界地熱発電技術研究開発」の補強・加速を図る目的で、「八幡平地域における超臨界地熱資源の評価に関する研究開発(委託予定先:三菱マテリアルテクノ(株))」を追加実施する。一定条件を満たす火山地帯では、3~5kmの深部には、400~500℃程度の高温・高圧の超臨界水が存在すると推定され、それを活用して発電する超臨界地熱発電は、大出力化が期待される発電方式と言われている。NEDOは、2017年度に超臨界地熱発電に関する実現可能性調査を行い、2018年度から1)超臨界地熱資源源量の調査と調査井仕様の詳細設計、2)調査井の資材などの開発、3)超臨界地熱貯留層のモデリング技術手法の開発、4)これらを支援する革新的な要素技術の研究開発の4つの研究開発項目を実施している。今回は、超臨界地熱資源の調査井掘削の検討に向け、超臨界地熱資源の存在の可能性が高いと想定される地域における地表調査であるという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード NEDO | 火山 | 八幡平 | 超臨界水 | 超臨界地熱発電 | 超臨界地熱発電技術研究開発
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