環境省は、熊本県阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村、西原村、山都町から申請があった「阿蘇エコツーリズム推進全体構想」を審査し、政府の基本方針および同法6条2項の基準に適合するものと認め、令和元年7月11日に認定したことを公表した。同市ほか7町村が申請した全体構想は、1)15以上の団体からなる阿蘇ジオパーク推進協議会が、2)阿蘇市、南阿蘇村、高森町を中心に周辺の外輪山が位置する南小国町、小国町、産山村、西原村、山都町の8つの市町村において、3)阿蘇地域の自然環境を保全・活用し、地域固有の魅力を伝えることで、地震からの復興と活力ある持続的な地域づくりを実現するため、野焼き、ジオパークガイド、草原トレッキング、門前町散策と水基めぐり、ホーストレッキング、カヌー体験などに取り組むといった全体構想。平成21年9月に埼玉県飯能市の全体構想が認定されてから、「エコツーリズム推進全体構想」認定数は16件となった(令和元年7月現在)。