国土交通省は、「グリーンスローモビリティシンポジウム」を開催すると発表した。同省は、環境への負荷が少なく、狭い路地も通行可能で、高齢者の足の確保や観光客の周遊に資する新たなモビリティとして期待されているグリーンスローモビリティ(電動で、時速20km未満で公道を走ることが可能な4人乗り以上のモビリティ)を支援している。今回、地域が抱える様々な交通課題の解決と、地域での脱炭素型モビリティの導入を同時に進められるグリーンスローモビリティの理解促進などを目的にシンポジウムを開催する。令和元年11月1日に福岡市中央区において、学識経験者及び国土交通省による基調講演、地域における活用事例の紹介(島根県大田市、大分県姫島村)およびパネルディスカッション「グリーンスローモビリティの導入で変わる地域の未来」などを行うという(事前申込制)。