環境省は、名古屋港において特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の確認状況を発表した。令和2年10月18日に、同省が実施する全国港湾調査の名古屋港飛島ふ頭内での調査において、調査事業者がコンテナヤードの舗装面にヒアリと疑わしいアリ約70個体及び土中への出入りを確認されたため、確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置し、10月19日、専門家に同定を依頼した。10月20日、専門家が当該アリについてヒアリであることを確認した。今回の確認地点は、同年9月にヒアリが確認され防除を実施した事例(9月17日及び25日既報)とは別地点のコンテナヤードである。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和2年9月29日現在で16都道府県、計63事例である。同省は、引き続き、発見場所において目視及びトラップの設置による調査及び殺虫餌による防除を、施設管理者等と協力して実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 名古屋港 | ヒアリ | 粘着トラップ | ベイト剤 | 殺虫餌 | コンテナヤード | 全国港湾調査 | 特定外来生物ヒアリ | 名古屋港飛島ふ頭 |
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