環境省は、海洋プラスチックごみの実態に関する日中共同調査の結果を公表した。同調査は、令和元年5月に開催された第11回日中高級事務レベル海洋協議において決定された海洋ごみ共同調査に基づき、実施されたもの。日本から2名(東京海洋大学)、中国から4名(国家海洋環境観測センター)、計6名の研究者が協力し実施した。調査は、令和元年10月21日に黄海(大連市西側沿岸域)で、漂流マイクロプラスチック(2地点)、海底マイクロプラスチック(3地点)について、中国の調査手法を用いて漂流及び海底のマイクロプラスチックの採取を行った。その結果、マイクロプラスチックの調査手法を比較し、分析方法などに違いがあることが判明した。また、日中の調査活動について情報共有を行うとともに、調査手法についての意見交換を行い、今後、手法を統一して周辺海域を詳しく調べていく計画という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 環境省 | 海底 | 東京海洋大学 | 漂流 | マイクロプラスチック | 海洋プラスチックごみ | 日中共同調査 | 海洋ごみ共同調査 | 国家海洋環境観測センター | 黄海 |
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