川崎重工業(株)は、「水素液化機」の商用化に向けた実証運転の概要などを紹介した。同社は「水素社会の未来を切り拓く」をテーマに掲げ、水素サプライチェーン構築に向けた技術開発(つくる、はこぶ・ためる、つかう)を推進しており、2014年に純国産独自技術による水素液化システムを開発した。このシステムは、「液化機」内で圧縮した原料水素ガスと冷凍サイクルで冷やされた水素を熱交換しながら冷却し、1日あたり約5トンの液化水素を生産するもの。今回、工程の改良や効率化に寄与する設計見直しを行うことで、2014年の発表時よりも液化効率の向上や本体の軽量化・低コスト化を図り、2020年5月まで改良機の連続運転を実施し、性能確認を経て、販売活動を開始するという。
情報源 |
川崎重工業(株) ニュース
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機関 | 川崎重工業(株) |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 水素 | 軽量化 | 実証 | 川崎重工業 | 効率化 | 熱交換 | 水素社会 | 水素サプライチェーン | 水素液化 | 低コスト化 |
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