国内ニュース
JAXA、国連食糧農業機関との地球観測衛星データ等の利用に関する協定を締結
発表日：2020.01.23
(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国連食糧農業機関(FAO)と「地球観測衛星データ利用等にかかる連携協定」を締結したと発表した(2020年1月23日、茨城県つくば市内)。JAXAは、1992年よりSAR(Lバンド合成開口レーダ)衛星を用い、森林観測を行ってきた。今回の協定締結により、JAXAの森林観測データや知見を、FAOの森林・土地利用監視ツール(SEPAL)に提供することで、SARの特長である、昼夜や天候の影響を受けずに観測が可能になり、各国の森林や土地利用管理能力の向上が期待されるという。
