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 JICA、メキシコにおけるグリーンローン原則の認証をうけた融資案件の融資契約締結

発表日:2020.03.26


  (独)国際協力機構(JICA)は、海外投融資の再開(2012年10月)以降初めてとなる、メキシコに対する「グリーンローン原則」認証融資案件の融資契約を締結した。この融資案件は、同国のエネルギー会社(イエノバ社)による太陽光発電事業を対象とするもので、JICAとしては初めてのグリーンローン原則認証融資案件となる。また、民間セクター向けの協調融資を円滑に行うために国際金融公社(IFC)と締結した業務協力にかかる覚書に基づきIFCと、また、これまで実績のなかった北米開発銀行との協調融資案件となる。2020年3月26日に、最大1億米ドルを供与する融資契約を締結し、同国における再エネの促進、ならびに電源多様化の推進などを図り、SDGsのゴール7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)、ゴール13(気候変動に具体的な対策を)に貢献するという。なお、「グリーンローン」とは、グリーンファイナンスとして講じる、環境に配慮した事業への用途に限定したローンを指しており、2018年3月にローンマーケット協会とアジア太平洋地域ローンマーケット協会がガイドライン(グリーンローン原則)を策定している。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 環境総合
キーワード 太陽光発電 | エネルギー | メキシコ | 国際協力機構 | JICA | グリーンファイナンス | 再エネ | SDGs | 融資契約 | グリーンローン原則
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