長崎大学と西海市は、令和2年3月30日に締結した「海洋エネルギー関連分野における連携・協力に関する協定書」を公表した。長崎県の五島列島周辺海域は、国の「海洋再生可能エネルギー利用促進に関する取組方針(平成24年5月)」に基づき、2014年7月、潮流や波力などによる発電実証実験を行う「海洋再生可能エネルギー実証フィールド」に選定されている。その後、同県では海洋エネルギー関連分野における産学官の連携強化が図られ、2016年4月、同大学は海洋未来イノベーション機構を設置し、海洋エネルギーと水産業を基盤とした「海洋技術クラスター構想」を掲げ、海洋エネルギーの開発研究や利用研究などに取り組んでいる。今回、五島列島と西彼杵半島の間に位置する「江島(えのしま)」周辺海域を中心とする取組の推進に当たり、西彼杵半島北部の自治体「西海市」と、海洋エネルギーと水産業の共生モデル研究等に取組み、水産業の振興と地域経済の活性化を図るために、漁業協調・地域振興などにおいて連携・協力することとした。
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西海市 大切なお知らせ |
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機関 | 長崎大学 西海市 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 産学官連携 | 漁業 | 海洋エネルギー | 波力 | 地域振興 | 水産業 | 五島列島 | 潮流 | 海洋再生可能エネルギー実証フィールド | 西彼杵半島 |
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