石川県は、平成30年度のダイオキシン類に係る環境調査結果を公表した。同県は、平成12年度からダイオキシン類対策特別措置法に基づく常時監視として、大気、水質、底質、地下水および土壌について測定を実施している。平成30年度は、国土交通省、同県、金沢市が85地点(大気8地点、公共用水域の水質30地点、底質27地点、地下水質10地点、土壌10地点)で一般環境調査を、廃棄物処理施設の周辺3地点で発生源周辺調査を実施した結果、全ての地点で環境基準に適合していた。同県では、今後とも県内のダイオキシン類による汚染状況を把握するため、計画に基づき継続的に環境調査を実施していくという。