新潟大学 佐渡自然共生科学センターは、SpringerのEcological Research Monographsシリーズ「Long-Term Ecosystem Changes in Riparian Forests(和訳:水辺林における長期の生態系の変化)」を紹介した。同書籍は、環境省モニタリングサイト1000に登録されている埼玉県の秩父山地において、30年以上にわたって行われてきた調査研究の成果をまとめたもので、水辺林(河畔林および渓畔林)に分布する樹木の一生や共存機構を現地調査の結果から解説するとともに、ニホンジカの増加で植生が減少し、それが原因になって昆虫や鳥類の連鎖的な変化も明らかにしている。全世界の研究者や高等教育機関関係者への発信のみならず、オープンアクセス(OA)出版で公開することで、森林や環境に興味のある幅広い読者層の閲覧を期待しているという(言語:英語、構成:5章立て・全234ページ、アクセス先:Springer Link WEBサイト)。
情報源 |
新潟大学 研究成果
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機関 | 新潟大学 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 森林 | 河畔林 | 鳥類 | 昆虫 | モニタリングサイト1000 | ニホンジカ | 水辺林 | 秩父山地 | 渓畔林 |
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