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 大王製紙、食品のテイクアウト容器などに使用できる高密度厚紙を開発

発表日:2020.06.04


  大王製紙(株)は、食器容器などをはじめとする幅広い用途に使用できる高密度厚紙を開発した。同社は、紙製マドラー用途原紙や、紙製ナイフ等に必要な剛性を持ち、食品衛生法の規格基準に適合した高密度厚紙の生産販売を行っている。今回、従来の高密度厚紙に耐水性と耐油性を付与し、スープや揚げ物のテイクアウト容器や、アウトドアで使用するボウル・スプーンなどに適した新製品を開発した。これまでの特長(生分解性があること、蛍光染料の溶出がないこと、バージンパルプ100%で森林認証紙としての供給ができることなど)に、電子レンジ加温への対応や、幅広い用途での展開が期待できるといった価値を追加し、新たなプラスチック代替素材として、米坪(べいつぼ)/紙厚・密度の異なる全6種類の販売を開始するという。

情報源 大王製紙(株) プレスリリース(PDF)
〔参考〕大王製紙(株) プレスリリース(PDF、2019.5.29)
機関 大王製紙(株)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 食品衛生法 | 耐水性 | アウトドア | プラスチック代替素材 | 高密度厚紙 | 紙製マドラー | 耐油性 | テイクアウト容器 | 森林認証紙
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